太陽光発電の効率とは、いかに発電量を増やし、かつ、それをできるだけ失うことなく家庭で使える電力に変換できるかにかかってきます。
効率を支えるためのシステムや技術の要素は様々あり、各社、自社が効率を高める技術を競っています。
太陽電池モジュールの発電量に重点をおく会社、モジュールの配置で発電量をアップさせることを目指す会社、パワーコンディショナの電力変換効率で発電したエネルギーを漏らさず電力に替ええる会社、システム全体として効率を目指す会社など、各社各様です。
太陽光発電には設置する地域やご家庭の屋根の形状や向きなどにも影響を受けるため、設置を検討するご家庭ごとに、もっとも効率を発揮してくれる太陽光発電システムを選ぶことが大切です。
どの会社のシステムが一番優れているではなく、そのご家庭において最も発電量が多くなり、家庭で使える電力に変える量が増え、光熱費を節約できる最適のシステムを、見積もりなどを採りながら選んでいくべきでしょう。
効率の良さを考える場合の、まず1つめは、太陽電池モジュールの発電量です。
1枚当たり、もしくはいかに少ない面積で、どれだけ多くの発電ができるかにかかってきます。
例えば、170Wのモジュールを20枚設置した場合の年間発電量は3800KWHあまりですが、240Wのモジュールを20枚設置すれば5600KWHあまりになり、大きな差が出ます。
また設置できる向きも重要です。
南側の屋根の発電量を100%とすると、東や西側は85%、北側では65%に落ちるとされます。
見積りにあたっては、ご家庭の屋根の向きまでしっかり配慮してもらいましょう。
そして、パワーコンディショナの電力変換効率の高さもポイントになります。
太陽電池モジュールで発電された電気は直流の電気で、そのままでは家庭の電器として家電製品などに使うことはできません。
太陽光発電で作られた電気をいったんパワーコンディショナに取り込んで、家庭で使える交流の電気に変換する必要が生じます。
この変換の際、いかにロスなく、発電した電力を家庭で使える電気に変えられるかが大きいのです。
日射量なども多く、せっかく発電量が多い地域で屋根の向きが南の好位置だったとしても、変換量が少なければ、効率が下がります。
こういった点を踏まえ、システム全体として、どれだけの電気を確保できるかを見極めましょう。